近年、災害時や食糧不足に備えて、長期保存可能なお米の備蓄が注目されています。
でも、「どのお米を選べばいいの?」「美味しさを保つ方法は?」と迷うことも多いですよね。
そこで今回は、5年間保存可能なお米を5つ紹介します。
さらに、美味しさを長持ちさせる保管方法や、炊飯のコツまで徹底解説!これを読めば、あなたも安心してお米を備蓄できますよ。
- 5年間保存できるお米
- 人気ブランド米有り
- 美味しさを長持ちさせる保管方法
- 炊飯時のポイントと美味しく食べるコツ
5年間備蓄できるお米5選!
はえぬき

お米選びで重要なのは、長期保存が可能でありながら、美味しさを損なわないこと。
『はえぬき』は、その両方を兼ね備えたお米の代表格です。
炊いたときの甘みや粘り気のバランスが良く、非常時でも普段の食事のような満足感を得られます。
備蓄王

『備蓄王』は、その名の通り長期保存を目的に作られたお米で、パッケージ技術により保存性が向上しています。
実際に試したところ、数年保存後でも味がほとんど劣化しておらず、非常時にも安心して食べられると実感しました。
ゆめぴりか(米心)

『ゆめぴりか(米心)』は、もちもちした食感と濃厚な甘みが特徴のお米。
長期保存用のお米は乾燥しがちですが、適切に保存すれば炊いたときのふっくら感が維持されます。
ななつぼし(米心)

『ななつぼし(米心)』は、粘りすぎず硬すぎないバランスが絶妙で、和洋中どんな料理にも合います。
非常時だけでなく、普段の食卓にも取り入れやすいのが魅力。
つや姫&はえぬき

『つや姫』は、その名の通りツヤのある炊き上がりと強い甘みが特徴。見た目の美しさも重視する方に最適です。
5年間保存した備蓄米を美味しく食べるためのポイント
保管方法
お米の保存には、湿気と温度管理が重要です。
高温多湿の環境ではカビや害虫が発生しやすいため、風通しの良い場所で密閉容器を使用し、防湿剤を併用することが効果的です。
特に備蓄米の場合、酸素吸収剤を活用することで酸化を防ぎ、より長期間新鮮な状態を保つことができます。
また、冷暗所に保管することで温度変化を抑え、品質を長期間維持することが可能です。
さらに、真空パックや脱酸素包装を施された備蓄米を選ぶことで、より長く安全に保存できるため、購入時にパッケージの種類を確認することも重要です。
お米の洗い方
お米の洗浄は、ゴシゴシこするのではなく優しく手早く行うのがポイント。
最初の水はすぐに捨て、お米が水を吸収する前に表面のぬかを取り除くのが理想です。
特に備蓄米の場合、長期間の保存で付着した細かな粒子や油分を取り除くために、洗浄を徹底することが重要です。
また、軽く手のひらでお米を転がすように洗うことで、粒を傷つけずに汚れを落とすことができます。
さらに、最後のすすぎ水が透明になるまで繰り返すことで、余分なぬかを取り除き、長期保存されたお米でもより美味しく炊き上げることができます。
吸水時間の確保
長期保存したお米は水分を吸収しにくくなりがちなので、通常より長めに吸水させることが大切。
特に備蓄米は乾燥が進んでいるため、最低でも1時間、可能であれば2時間ほど浸水させることで、芯までしっかりと水を含み、ふっくらとした炊き上がりになります。
さらに、浸水時に備長炭を加えることで、水の浄化作用が働き、お米がよりふっくらと炊き上がるとともに、余分な不純物を取り除くことができます。

お水の選定
炊飯に使用する水も重要なポイント。
日本の軟水が最も適しており、ミネラルウォーターを使う場合は硬度の低いものを選ぶのがコツです。
特に備蓄米の場合、長期間保存されたことで乾燥が進み、水の吸収率が変化しているため、最適な水量を調整することが必要です。
一般的に、通常よりもやや多めの水を使用し、時間をかけてゆっくり吸水させることで、炊き上がりがふっくらとなります。
また、炊飯にミネラル分を適度に含んだ軟水を使うことで、より風味の良いご飯に仕上がります。
炊飯器の設定
炊飯器の「白米モード」と「無洗米モード」を使い分けることで、より美味しく炊くことができます。
特に備蓄米は乾燥が進んでいるため、水分の吸収が異なることを考慮し、「やわらかめ設定」や「浸水時間を長くする機能」を活用すると、よりふっくらとした仕上がりになります。
また、一部の炊飯器には「長期保存米専用モード」が搭載されているものもあり、これを活用することで炊きムラを防ぎ、食感を最大限に引き出すことができます。
炊き上がりの確認

炊き上がったらすぐにほぐして余分な蒸気を逃がすことで、均一にふっくらとした食感を保つことができます。
特に備蓄米の場合、長期間保存による乾燥が進んでいるため、炊き上がり時に余分な水分を逃がすことでべたつきを防ぎ、粒感をしっかり残すことができます。
また、底の部分に水分が溜まりやすいため、しゃもじを使って釜の底から優しく持ち上げるようにほぐすのがポイントです。